可愛いペット、いつかはお別れのときが来ます。
いま、そのとき、最期を飾ってあげましょう
安らかな姿で安置してください。 犬や猫の死後硬直は、我々の予想より早く手足から腹部、頭部といった順序で広がって いきます。遺体を放置しておくと、前・後肢がつっぱったまま硬直してしまい、棺に収まら なくなる可能性があります。ペットがなくなられたら、前・後肢を胸の方へやさしく折り曲げ てあげてください。
ご遺体を清めましょう。 まず、毛並みや尻尾を整えます。お湯でぬらしたガーゼや布で全身をやさしく拭いてあげ ましょう。口や肛門から体液や汚物が出てくることがありますので、ガーゼなどで拭き取っ てください。(これは、人間の場合にも起こる自然現象なので心配しないで下さいね。)
ご遺体の安置の方法と注意点 ダンボールなどのケースにバスタオルを敷いて安置します。 体液がしみ出す事が ありますので、その下にペットシートやビニールを敷くとよいでしょう。そして、頭とお腹の あたりを多めのドライアイスやアイスノンでよく冷やします。この時、バスタオルなどでペッ トの体を一緒に包むようにすると、保冷性が保たれます。夏場や2~3日家で安置する場 合には、エアコンをなるべく低い温度で設定し、ご遺体が腐敗するのを防ぎます。また、 外気が触れないようにタオル等をかけてあげてください。ご遺体は外気が触れると腐敗 が早まります。風(エアコンや扇風機も含む)にあたらない場所で安置してください。そしてお体にバスタオルを掛けてあげてください。(※重要)ご家族様にしていただくことは以上です。保冷処置を施しても血液や体液が出てくることがあります。絶対に素手で触れな いようにティッシュでふき取ってあげてください。
最期の時を過ごす ペットが生前愛用していた器に好物の食べ物とお水を入れて、ご遺体の脇にお供えも のをしましょう。お花や写真、愛用していたおもちゃなどもあれば、一緒に飾ってあげると 良いです。火葬の日までは、毎朝お水と食べ物を換えます。ペットが大好きな家族と過ご せる最後の時間です。愛情をたっぷり注いであげて下さい。お線香をたいてあげても良い でしょう。人間と違って動物には形式がありません。お通夜というと大げさになりますが、 火葬する前にご自分の心が納得、満足するように充分にお別れをする事をお勧めしま す。弊社でご用意する、お通夜・お別れ式セット以外でもご自宅にある物でも充分に用意 できます。(箱・ダンボール・写真立て・ローソク・お線香・お花など)
祭壇・納棺の準備 祭壇を作ります。棺にご遺体を納棺してあげます。生前愛用していた物を一緒に入れて あげましょう。遺体を準備して仏花、ローソク、御香や線香を焚いてあげます。お水と好物 もお供えしましょう。 遺体は、生前眠っていたときのように安らかな姿にしてあげてください。せめて一夜は見 守ってあげたいものです。
- 写真立てにお気に入りの写真を飾る。
- 生花・お水・ローソク・お線香。
- お棺(ダンボール)の下にビニールを敷く。
- 愛用していた食事の容器など普段通りに置く。
- 生前愛用していた物を一緒に飾りましょう。
犬が死亡したときの手続き犬が死亡した場合、保健所に鑑札及び狂犬病注射票を添え飼い犬登録の抹消手続きを する必要があります。狂犬病にかかった犬、あるいはかかった疑いのある犬またはこれ らの犬にかまれた犬については保健所に引き渡さなければなりません。血統書のある犬 の場合は、登録団体にも連絡し所定の手続きを取ります。